リボちら 2018年 8月号


 夏休みを締めくくる 愛宕神社 例大祭


 毎年8月の終わりにJR取手駅東口広場を中心に「愛宕神社」の例大祭が賑やかに開催されます。
 愛宕神社は「火伏せの神」として信仰され日本全国に約900もあります。その中のひとつがJR取手駅近くの愛宕神社(取手市新町)です。
●二度の移設を経て
 もとは大鹿城(おおしかじょう・現在の取手競輪場)の近くにあり、江戸時代に水戸街道開通に伴い利根川土手近くの新町地区に移設されています。大正8年の利根川渡し場の古写真には、萱葺きの神殿を見る事が出来ます。
 その後、昭和36年には国道6号バイパス建設のために現在の高台に移設されました。
 この国道建設とその後の鉄道建設によって、現在の氏子地区(本町、新町、八重洲ニュータウン)は、国道6号と常磐線をまたがっています。例大祭が取手駅西口の神殿とは反対側の駅東口側で行われているのはこのためです。

 大正8年の古写真。左奥に神殿の屋根が見える。写真手前に利根川の渡しがあった。

  ●愛宕神社のお祭り
 毎月第1日曜日には氏子のみなさんが社殿に集い、平和と安全を祈り、月次祭(つきなみのまつり)が行われます。
 例大祭は、昔は秋祭りでしたが、現在は8月第3、または、第4の土日に取手駅東口前広場を中心に行われます。
 

●夏休みの締めくくり
 今年は8月25日(土)と26日(日)の二日間、国家安泰・五穀豊穣・商売繫盛を祈願して、高さ2・4メートル、重さ450キロのお神輿を約50名で担ぎます。
 夏の終わりに威勢良く練り歩くお神輿、屋台やカラオケ大会など、みなさんでお楽しみください。
 

【取材協力・資料提供:愛宕神社 高野宮司、取手市埋蔵文化財センター】

 




リボちら 2018年 8月号